ウーバーイーツ配達員初心者ガイド

料理をデリバリーするお仕事「Uber Eats配達パートナー」の登録方法、仕事内容などを解説しています。初めて配達員に登録する人や、デビューから間もない新人配達員の為に攻略法を掲載中!

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横浜と東京どちらが稼げる?ウーバーイーツ配達員が比較検証してみた結果

こんにちは。
3400回配達したウーバーイーツ現役配達員です。


2017年の11月に横浜エリアで稼働し始め、翌年の2月中旬に東京エリアに移籍しました。
Uber Eatsの配達員向けのブログや情報サイトを覗いても、エリア移籍経験者の体験談は見た覚えがありません。


書き切れない話が多いのですが、横浜と東京の違いや、攻略法などを掲載しましたので是非ご覧ください。

 

 

東京と横浜、エリアのちがい

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移籍した理由ですが至って単純!
稼げる給料がまったく違うのです。


横浜にいればオンラインしたまま自宅待機できますし、一旦外に出ても地元ですから、待機場所をたくさん知っています。


だから楽で快適なのですが、最大の欠点は21時を過ぎたら、ほとんど注文がないこと…


それに引き替え東京では21時はおろか24時を過ぎても注文があります。
なんと深夜2時過ぎまで稼働している配達員の方もいるくらいです。


横浜と東京を比較するとダントツに違うものは、注文の絶対数


僕が横浜エリアから東京エリアに移籍したのはどうしても1日の稼ぎが1万円を越えなかったからです。


100キロ走っても最高で9850円にしかならなかったので、横浜に見切りを付けました。


東京エリアに移籍後の最高額は18,000円超え


横浜は比較的戸建てが多く、東京はマンションが多いです。
マンションの方が場所を見つけやすいのでその意味では楽ですが、なれるまで入館の手続きにいらつきました。


配達距離自体は横浜の方が長いかも知れません。

 

 

配達する際の工夫

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自転車はUber Eatsがオススメしてくるドコモの赤チャリをレンタルせずに、自分の自転車を用意した方が良いです。


個人的には、ある程度高額な自転車(10万円以上)をお薦めします。

 なぜかというと、 Uberの常連客は富裕層が多いからです。
赤チャリやママチャリで配達したら、正直舐められますよね?


特にウーバーイーツ配達員を本業としてやっている方に向けた話ですが、ママチャリしか買えない人間が毎日毎日タワーマンションへ配達して冷淡に扱われたら、徐々にメンタルがやられると思います。


プロとして恥ずかしくない金額の自転車を用意した方がプライドを保てますから、モチベーションも保てますし、スピードも上がり負担も軽くなります。


ネットの世界でよく見るウーバーイーツ配達員の世間のイメージは、

・汚らしい服装の人が多いから料理を運んでほしくない
・どこにも雇ってもらえない社会の最底辺の仕事
・料理を運ぶという仕事に責任感がない

と、ボロクソに叩かれている事実…


そんなイメージがある中、汚いママチャリとノーブランドの服装でタワーマンションに入っていくのを見られると「やっぱり…」と、蔑まれること必至。。。


それから配達用のバッグは背負わずに、後ろにカゴを付けて運んだ方が圧倒的に楽です。
赤チャリをお薦めしない理由は、このカゴ問題も関係しています。


あの大きな配達バッグを背負っていると、とにかく首や肩への疲労の蓄積が半端じゃありません。
特に夏は背中の蒸れもありますから、不快指数が急上昇!


時々、他の配達員から「カゴに乗せて、商品がぐちゃぐちゃにならないか?」と訊かれます。


僕の場合は配達バッグの底にイケアで買ったクッションを敷いています。
また段差ではかならず速度を落とします。


減速の加減の問題もありますが、寿司を配達するときもほとんど崩れることはありません(若干寄ることはあります)。

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よく知られた話ですが、マックではない某ハンバーガーチェーン店のドリンクはかなりの頻度でこぼれます。
これはベテラン配達員が丁寧に運転しても防げません…


対策としては自分でサランラップを用意し、ドリンクを袋から出して、自作のドリンクケースに移して運びます。
味噌汁や豚汁などのスープ類の配達のときにも安心感が違います。


万が一多少こぼれたとしても、袋(ハンバーガー店は紙袋が多い)が濡れていなければ、ごまかしが利きます。


よく知られていることですが、運搬には緩衝材(スペーサー)が必須です。
これは自分で用意する必要があります。


サバイバルシートをスペーサーにしている人が多いようですが、僕はケース入りの雨具(レインコート)や自転車の工具を入れたケース(ふたつ)、サランラップの箱(ふたつ)などで対応しています。


雨具は100均の安物ではなく、きちんとしたものを買った方が絶対に良いです。ワークマンに行けば、5千円でかなりコスパの良いものが買えます(安物なら2千円台からあります)。

 

 

お客さん対策

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お客さんが予想外の動きをすることがちょくちょくあり、ビックリすることがあります。


たとえば帰りの電車の中から注文してまだ自宅に着いていないとか、何の変哲もない道路を受取場所に指定してくるとか、自宅の手前で待ち構えていて突然声掛けされて面食らうとか、色々なパターンがあります。


ときには扉が開いたら、寝間着やネグリジェのお姉さん、それからバスタオルを捲いた裸のおっさんなどが出てくることもあります。
ネタには事欠きませんが、ここでは自粛します。


Uber Eatsには外国人のお客さんがかなり多く、都内中心部では1日1回以上の頻度で遭遇します。
はじめのうちは英語で対応していたのですが、次第に殆どのお客さんが多少なりとも日本語が分かるという事実に気がつきました。


稀に日本語が全く分からない方、それから日本語も英語も分からない方もいますが、特に後者はレアケースです。


定型文入力補助アプリスニペットと言われるジャンルがあるのですが、これをインストールしておくと便利です。


Uber Eatsでは「集合住宅なのに配達先住所に部屋番号の記載がない」というケースが割と多いのですが、その度に手打ちで入力するのは面倒です。


「お手数ですが、お部屋番号を教えて下さい」


と定型文として登録しておくと、客先にメッセージを送るとき楽です。


「かえって面倒くさい」と言われそうですが、配達中の手間は少しでも省いたほうが精神的な負担が減ります。

 

 

まとめ

駆け足で要点だけ書きました。


埼玉、千葉、川崎など首都圏の他所のエリアのことは分かりませんが、おそらく東京に出た方が稼げるのではないかと思います。


稼ぎたいなら東京エリアへ!
マイペースで働きたいのなら地元で!


それが正解ではないでしょうか。


都内で稼働する場合、自転車は定期の駐輪場に置いて下さい。
よく探せば屋根付きで、かつバッグも置かせてくれる場所があります。


まず地元で修行して自信をつけてから東京エリアに挑戦!という形も良いと思います。

 

【公式】Uber Eats配達員登録サイト

 

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