現役ウーバーイーツ配達員の世田谷区エリア攻略法
こんにちは、ウーバーイーツ配達員パートナー歴3年の世田谷在住男です。
今回はサービススタートより3年が経ちだいぶ浸透してきたこともあり、Uber Eats配達員として働く人も多くなりました。そこでより詳しく私が住んでいる世田谷区を中心に住宅街の攻略法をいくつかご紹介したいと思います。
地理的状況の把握
まずは世田谷という地区がどういった場所かを考えてみましょう。
世田谷区は大田区に続き23区内では2番目に面積の大きい区になります。
加えてJRが全く通っておらず交通機関は大手私鉄3社が仕切っています。
小田急、東急、京王が世田谷区を上から下に掛けて3分割、縄張りが分布している
形。
加えて東名高速道路を挟んだ丘陵地帯の交通状況は自家用車かバスで最寄り駅に向かうと東京とは思えない田舎のような住宅街が広大に広がって居ます。
このエリアは自転車で稼働されている方は絶対に来てはいけないエリアです。
本当に稼げなくなります。
バイク隊にお任せしましょう。
これらの状況を加味して世田谷区の中で稼働を考えたとき、人も飲食店も多い駅に
オーダーが集まりますしそこは外してはなりません。
具体的には三軒茶屋駅、下北沢駅を中心にして稼働する事になります。
住んでいる人たちを考える
次に世田谷の中の家賃相場や年齢層、世帯年収をざっくりで良いので考えると
京王線沿線、小田急線沿線、東急沿線の人々の暮らしぶりというのは少しずつ
違うことに気付来ます。
京王線沿線
偏見などではありませんが京王線沿線はやはり少し家賃など安い感じがあり庶民的な駅が多く存在します。
代田橋から千歳烏山まで井の頭線では池ノ上から明大前が範囲ですが全体的に若い層
ファミリー層、高齢者層が満遍なくいる印象ですが新宿、渋谷方面寄りに若い人たちが多く住んでいるように感じます。配達先も京王線沿線はより都心の若い人に届けいてる事が多いです。
小田急線沿線
次に小田急線沿線ですが、東北沢から喜多見までが世田谷区内の沿線になるのですが成城学園駅を境に下北沢寄りの各駅は学生やファミリー層が多く分布しオーダーも取りやすい印象です。
しかし成城学園を超えてしまうと途端に店舗から届け先の住宅までの距離が長くなってしまいます。
加えて急こう配の坂道が多く自転車で時間3件以上行うにはピークタイム以外は中々難しくなって来ます。
成城学園は言わずとしれた高級住宅地ですが意外とリッチな人たちからのオーダーは少ないように感じます。
やはりひと昔前のお金持ち感があるのでウーバーイーツのようなサービスを駆使して食事をする人は少ないのでは無いでしょうか。特殊な感じがします。
東急田園都市線沿線
東急田園都市線沿線は池尻大橋から二子玉川駅までの数駅しか存在しませんが比較的所得も高く若いファミリー層や若者が多く住んでいるのでサービスに対して抵抗感無く使っている人たちが多く居る印象です。
各駅間の距離が離れていてかつ用賀駅から二子玉川駅まではかなりの距離があるのでその中間に住んでいる人たちは積極的にサービスを利用しています。
しかし自転車稼働は距離が長いのでおすすめは出来ません。
また大井町線や世田谷線と言った枝分かれする路線も含めると世田谷の中では1番の勢力と言えます。
世田谷での立ち回り方の基本
では実際に理想的な稼働とはどういったものになるか説明致します。
1日の中で世田谷を中心に稼働を考えている人は大きく分けて2つの時間を意識する事が大事です。
当たり前ですが昼間のピークタイムと夜のピークタイムです。
時間4件を意識して時給1500円を割らないように意識するには時間は限定的になります。
昼は11時から14時に絞ります。平日土日休日関係なくです。夜は17時から21時までに絞ります。
ではどこで?
それは項目2でも説明した通り一番勢力として栄えているのは東急沿線ですので
渋谷に近く人気の駅といえば三軒茶屋です。ここを中心に始めましょう。
基本の立ち回りにおいて京王沿線は駅ごとの距離等考慮すると稼働し難いので切ります。
三軒茶屋は東急田園都市線と世田谷線のターミナル駅であり飲食店も多いのでオーダーの期待値が高い場所であります。
昼の立ち回りについてですが、三軒茶屋に居ても駒澤大学駅のマクドナルドに呼ばれる事が多々あります。
距離としてはそこまで離れていませんが時間4件を目指しオーダーを取りに行くのであればキャンセルをお勧めします。
しかし否応なしに取る位置にいるときは、駒澤大学をストッパーとして渋谷方面になるべく向かって移動をしましょう!
駒澤を超えて桜新町方面に入ってしまうと一気に距離が長くなります。
駒澤が一つの区切りのラインですので覚えておいてください。
また三軒茶屋と池尻大橋の間の三宿を上手く絡められると良いでしょう。
三宿には何件かW案件になる店舗が存在しています。
Macでショートドロップを稼ぎ池尻大橋に向かいながらWを取りに行くのがセオリーと言えます。
注意点は14時を過ぎると異様にオーダー数が減ります。
これは駅の周りが栄えてる場所は何処も同じかもしれませんが、タイミングを図ってその後のアイドルタイムに渋谷等の中心地に出られるように13時半頃からドロップ先を意識する事が大事です。
夜のピークタイム狙いですが4時間の中に2つのパターンが存在しています。
1つは17時から19時は夕飯時の家庭がオーダーをしてくる事。
2つ目は19時から21時の遅めに帰宅した人たちがオーダーをしてくる事です。
17時から19時は三軒茶屋から下北沢を往復するように流していると良いでしょう。
間の代沢周辺へのドロップがかなり増えます。
どちらに向かっても距離的にはロスにはなりません。
19時からは三軒茶屋、下北沢どちらの街に居ても良いと思います。
オーダーの量としては体感的にそこまで変わらない所です。
しかし敢えていうなら下北沢に居る方が良いでしょう。
なぜなら下北沢のオーダーは環七を超えた住宅街に行かされる可能性が高く、坂も多くなる為嫌がる配達員が多く見受けられます。
故に三軒茶屋より配達員を見かける数が圧倒的に少ないように思えます。
坂道に自信が有る方は狙い目で有ることは間違いありません!
本当は教えたく無い穴場スポット
ここでは2つ程穴場のオーダーピック場所をご紹介します。
東松原駅
京王井の頭線の駅で下北沢から明大前の間に存在しています。
最近の傾向として下北沢からドロップする先に「松原」という地域が多く入って来ます。ここに飛ばされると下北沢に戻るのがとても面倒なのですが、この東松原駅、そこまで店舗が多くありませんが実は結構鳴ります。
時間にして19時から21時の間限定ですが下北沢に帰れなくても結構立ち回れます。
おまけに他の配達員はほとんど通過して居なくなってしまう駅なので上手くオーダーが回ると1時間4件も夢では無いでしょう。
祖師谷大蔵駅
木梨憲武の実家の木梨サイクルが有る駅でも有名ですが駅前の商店街に飲食店も多くまた成城学園までさほど離れておらず配達員の数も多く有りません。
時間4件を狙えるかと言われると少し首を傾けてしまいますが、昼夜ピークタイムに関していえば需要はかなりあります。加えて平坦な道が続くのでゆったりマイペースに時間3件程度を目標にしている人には最適なエリアと言えそうです。
まとめ
基本的にはショートドロップを増やし時間4件を狙うので三軒茶屋か下北沢に戻るように動く事が1つのセオリーです。
そして時間制限付きで有ることも必ず意識しましょう。
世田谷育ちの自分としては世田谷の中で仕事が完結する事に感動を覚えました。
もし世田谷に住んでいらっしゃるならば実践してみては如何でしょうか!
楽しいウーバーライフを!!!